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     委託者の選定のポイント

1.お客様が委託できる相手先は4種類となります。
 それぞれの契約相手、委託者は表のとおりです。(中部地方の場合)

委 託 先 契約相手 委託者(主任技術者)
個人 (社団法人)中部電気管理技術者協会 所属する電気管理技術者 電気管理技術者本人
任意団体(任意協会) 所属する電気管理技術者 電気管理技術者本人
法人 (財団法人)中部電気保安協会 中部電気保安協会 保安業務担当者本人
電気保安法人(一定の法的要件を満たした会社) 電気保安法人 保安業務担当者本人

2.委託先選定の条件
 委託費は安いにこしたことはありませんが、委託者が適切な保安管理が行なわず設備事故や事業運営支障が発生して、結果的に費用が掛かったり、解約しても多大なリース料金が残ったりする例があります。
又、優秀な保安業務担当者であっても法人の方針で十分お客様に応えられないケースも見受けられます。
委託先の選定には十分ご検討ください。

契約書の内容は明確か?
 解約条件等に制約はないか?保安管理以外の契約や監視装置などのリース契約は含まれていないか?
適正な点検が行なわれているか?
 点検は契約書で定められた電気管理技術者本人又は保安業務担当者本人が定められた頻度と内容で実施しているか?
緊急時の対応はスムーズか?
 緊急時の保安体制は明確か?短時間で対応できるか?応急処置、原因究明、対策など実施可能か?
主任技術者としての職務を全うしているか?
 委託者は主任技術者として点検業務のほか電気設備の工事、維持、運営等に関する職務を遂行可能であるか?
お客様のニーズに応えられるか?
 委託者は定常業務のほか、お客様のご要望に応じて、電気の合理化、設備改修、事故防止などの調査・立案・助言、応急的な手直し工事、講習会等の支援、その他電気に関する相談などに充分応じることが可能であるか?
又、停電点検や緊急時の休日や時間外などの対応はスムーズか?
◆電気技術者のプロとして熱意や責任感は強いか?

詳細についてのお問い合わせは
曽我電気保安管理事務所まで