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計 測 器 の 校 正
点検や試験では計測器の値を信じて、その指示値により良否の判定を行ないます。しかし、計測器自体が正常でなければ誤った判定をしてしまいます。従ってあたりまえのことですが点検や試験では計測器は常に正常な状態のものを使う必要があります。
校正とは計測器の精度や機能を確認することですが、決められた周期で定期的に行なうことで前回の校正データーと今回の校正データーと比較することにより、その期間、計測器が正常であったかどうかが判断でき、その計測器を使用した検査結果が正しかったことが立証できます。
メガーや継電器試験に使用する計測器などは即判定に使われるので特に校正が大切だと思います。
校正の標準となる標準器は国家標準に遡れることができます。(トレーサビリティーの確保)

メガーの校正作業

位相試験装置の校正作業